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ハワイの日立の樹は大金がかかってたんです。

2017.2.10 【】




ハワイのモアナルアガーデンのあの日立のコマーシャルで使っていた大きな木(モンキーポッド)、使用料高いんですね〜。


日立のコマーシャルで使っていた、

「この〜木何の木、気になる木〜。名前も知らない木ですから〜、

名前も知らない〜実が〜なるでしょお〜」


そう、あの大きな木、樹齢140年も超えていたんですね〜。凄い!!

日立製作所がこの大きな木のイメージになってますよね。



1973年からこの木の映像を使っているようです。

「世界不思議発見」の独占スポンサーとして、

あの大きな木のコマーシャルやってますよね。


この木、当時はサミュエル・デイモンという財閥が所有しており、

日立と協定を結び、1973年から年間2万ドルの使用料を出して、

この木の映像を宣伝活動に使う権利を得ていたそうです。


2万ドルと言っても、今のドルだったら113円で計算すると、226万円ですが・・・


調べてみました、当時の為替!!

1973年(昭和48年)のインターバンク相場では、280円!!!

今の2倍以上でした〜!!


という事は、2万×280円は、何と、560万円でした。


1年間に毎年560万円この大きな木の映像使用料として払っていたんですね。


その他、コマーシャル作成費、番組提供代とかもかかっていたんでしょうね。

日立のコマーシャル時間も長かったですよね。関連会社全てがテロップで、上から下に流れてましたよね、この大きな木をバックに!

あのコマーシャルには大金がかかっていたんですね。


2004年にはサミュエル・デイモンの最後の孫が亡くなり、

デイモン財団は解体したんだそうです。

デーモンは、最後の孫が亡くなったらホノルル市に寄付をするという遺言を残して亡くなったんです。

その後、デーモンのひ孫が出てきてひ孫の会社がこのパークを買い取ったそうです。

新しい所有者は、そのひ孫の会社であるカイマナ・ベンチャー社となり、

映像使用料の再検討が行われ、

2006年より使用料が上がり、年間40万ドルの宣伝使用の権利料を払う事に両社合意したそうです。


2006年だと、為替は114円〜116円でしたので、

中間取って、115円で計算すると、40万×115で、4600万円。

ドルだけで考えれば、今までの2万ドルの約20倍です。

この木の映像使用の権利だけで、4600万円かかるんですから凄いですよね。


合意した理由があったんです。

この公園にかかる維持費は、年間60万ドル、

日本円で6900万(1ドル115円計算)かかるんだそうです。

維持していくのは大変ですからね。

木は病気にもなるし、落ち葉もあれだけ広いとねぇ。

その為、財団の経営自体もかなり危うくなっていたそうです。


じゃあ、商業施設にしたらと考えてしまいますが、

この日立の大きな木であるモンキーポッドは樹齢140年以上で、

ホノルルの保護樹木に指定されている為、商業利用が出来ないようです。


入場料も大してとってなかったと思います。

3ドルとか、5ドル?


うーん、

日立製作所からの使用料からの収入だけでは、維持できないんですね。

日立製作所が手を引いたらどうなるんですかねぇ?

心配です。




お時間がありましたら樹齢140年以上の本当にりっぱな木ですので、

見に行ってください。


この木の大きさと、太陽の光のコラボは最高ですよ。





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